「施工例」 vol.95 I ショッピングセンター ビオトープ(静岡県浜松市)
 散水フリープランですが、自分の庭又は緑化工事箇所などにユーザー様自ら商品を設置、又はどのようなレイアウトで計画したらいいか分からない方を対象にご相談頂き、散水プランを提案するサービスになります。
(責任施工工事も行っております。工事に関しては運営会社が行っております。)
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ここでは大型ショッピングセンター内に雨水貯水池の中に散策道を設けてその傍らに市民憩いの場を提供するべくビオトープを作りました。
非常に難しいコンセプトなんですが、大型ショッピングセンターもエコや共生等を掲げていかないと市民の集う場になっていかないという事を使命として感じているのかと思われます。
当社は今回ビオトープの中に川を作る流れをシステムとしてビオトープフローティングシステムを計画させていただきました。
流れを作るには?ということを良く聞かれるのですがポンプを入れてそれを自動でうごかせばということなんですが・・・以外にそうならないんですよね。。なぜかというと池や川の大きさと滝つぼ、溜まり場の中にある水と送る水量のバランスが取れないとチョロチョロの水しか・・出てこないというのは良くある事です。
その辺は経験値はもちろんですが、水の流れる量や溜まる量から割り出す事が出来ます。
あと蒸発する水の量も計算に入れておかないと水を足すのが仕事になってしまいますのでお忘れなく。



なにもない平地に池や川の形にしてシートを貼っていく事からはじまります。これがなかなか図面に落とせないところが難しいですね。
専門に仕事してる方はあっという間に形にしていくので見ていて素晴らしいです。

石を組む仕事は経験が物を言います。

石と石の間から水が出てくるようにパイプを仕込んであります。
これは画像をお見せできません。

流れが出てくると水が澄んできますが今のところ工事中ですので汚れてます。

周りに水生植物を植えてビオトープらしくなってきました。

ポンプピットを設けて中に常に水が入ってくる仕組みになっています。
水位が下がれば水の補給をしてくれます。川なのでどこで水位を測るかがポイントです。

ポンプの動作をする制御盤、時間で水の流れを動かす制御盤、動力とブレーカーの制御盤になります。

時間が経ち流れが加わる事で水が澄んできました。

土系舗装で中の散策道を作りました。奥行きが約100mの川、ビオトープになりました。
 
  平成20年 8月
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